自販機への抗ウイルスフィルム処理
コカ・コーラが自販機に抗ウイルス・ 抗菌加工、公共性の高い場所中心に3万台展開へ
コカ・コーラ ボトラーズジャパンさんが、公共性の高い場所への、抗ウイルス処理を行う事がニュースとなっています。
自動販売機への抗ウイルス処理
自動販売機は、不特定多数の人が使用する中で、アルコール等のふき取り消毒等を頻繁に行う事が、設置されている場所によっては、難しいケースがあると考えられます。
なので、抗ウイルスフィルムを使用するのは、良いアイデアと言えるかもしれません。
使用する抗ウイルスフィルム
コカ・コーラ ボトラーズジャパンさんが採用された、抗ウイルスフィルムは、以前、このサイトでも、紹介させていただいた、リケンテクノスさんの、RIKEGUARD V(リケガードV)です。
RIKEGUARDは、フィルム製品としては、2020年6月現在、SIAAの 抗ウイルス加工SIAAマーク を取得している、唯一のフィルム製品です。
伊藤園さんの取り組み
伊藤園さんも、自動販売機に、抗菌、抗ウイルス加工を開始するとニュースがありました。
伊藤園さんの場合、少し面白いアプローチというか、自社の特徴を活かされているアプローチでもありますが
お茶殻を含有したシートによって、抗菌、抗ウイルスをおこなっています。
お茶に含まれるカテキンに 抗菌、抗ウイルス作用があることをテレビなどで、目にしたことが有る方もいらっしゃるかと思います。
その理論については、日本カテキン学会さんが、こちらで、記事にされています。
伊藤園さんは、過去にも、ジェイフィル工業さんと共同で、お茶柄入りの ポリエチレンのフィルムシートを開発されています。
こちら、ジェイフィルム工業さんに、確認したところ、現在も受注生産を行われているそうで
生産スペックとしては、チューブ原反限定 厚み30μ~100μ、幅300mm~600mm で生産可能だそうです。(チューブ原反:フィルムが筒状になっている状態。底をシーリングすると、良く見かけるビニール袋の形状になります。)

