抗菌とは? 除菌、殺菌との違い

抗菌

博士、抗菌という言葉以外にも
除菌や殺菌という言葉も良く聞きますが
違いは何なのでしょうか?
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
そうだね、実際は、それぞれ異なる意味があるのだけれど、それを同じ感覚で捉えている人もいるよね。
じゃあ、それぞれの違いについて、しっかり見て行こう。

抗菌、除菌、殺菌の違い

抗菌博士
抗菌博士
これらの違いについては、SIAA(抗菌製品技術協議会)さんが、とても分かりやすい動画を公開されているので、まずは、これを一緒に観て行こう。
はい
助手
助手

菌を殺す(殺菌) 菌は殺さない
消毒

(全ての菌を殺す訳ではない)

抗菌

(菌の数を増殖させない)

滅菌

(全ての菌を殺す)

除菌

(菌を取り除く)

 

菌を殺す効果がある = 殺菌

菌は殺さない    ⇒ 抗菌、除菌

抗菌博士
抗菌博士
表で示すと、こんな感じだね
なるほど!
抗菌と、除菌は、菌を殺さないのですね!
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
そうなんだよ。良く勘違いしてしまうのもこの部分で
殺菌は、更に、消毒と、滅菌という表現があって。これらは菌を殺す効果があるけれど、抗菌剤や、除菌剤は、菌の活動を鈍らせて、増殖を抑えたり、菌を取り除くことはするけれど、厳密には、菌を殺すことはないんだ。

抗菌の定義

なんだか、ややこしいですね
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
そうなんだよ。実際は、学術用語的な「抗菌」という意味と
抗菌加工製品における「抗菌」の定義の違いが、話をややこしくしているんだよ。
それぞれの違いは、何なのですか?
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
学術用語的には、「抗菌」というのは広い意味があって。
菌を殺したり(殺菌)、菌の増殖を抑制すること、全て含めて、「抗菌」という事も出来るんだ。
なるほど、菌に対抗するのは、全て「抗菌」でもあるといった言葉の感覚ですね
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
そう。そして、抗菌製品としては、JIS(日本工業規格)で加工されていない製品の表面と比較して、細菌の増殖割合が100分の1以下(抗菌活性値2以上)である場合、その製品に抗菌効果があると規定していて。これが、本来の抗菌加工性品の定義になっているね
なるほど、注意して聞かないと
混乱してしまう部分ですね。
助手
助手

抗菌製品、抗菌加工品の役割

では、菌を殺さない
抗菌加工製品は、どんな使い方ができるのでしょうか?
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
そうだね、菌を殺す、殺菌というアプローチと、菌の増殖を防ぐ、抗菌というアプローチ。これらを上手く、組み合わせると良いと思うね。
具体的なアドバイスはありますか?
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
例えばだけど、トイレにいって、そのまま手を洗わないで色々なモノを触ったりするとどうなるかな?
いろいろな場所に、菌が付着してしまう
可能性がありますね。
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
そう。だから、トイレとか、菌が付着しやすい場所に行った場合は、手洗いをしっかりして、先ずは、殺菌、消毒する事が、大事だよね。
そうですね。
助手
助手
抗菌博士
抗菌博士
その上で、抗菌効果のある製品を使う。例えば抗菌機能のある保護フィルムが貼られたスマートフォンの画面に触れると、そこでの菌の増殖を防いで、清潔に保つ事ができるよね。
なるほど。菌を殺して、綺麗にする感覚と
綺麗になったところを保つ(抗菌する)
この二つの、感覚を、頭に入れておくと良いですね。
助手
助手

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